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Channel: IKE-Pの釣れづれ日記
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捨てがたい旧モデル・2

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中学生の頃、シマノの1552というロッドを使っていました。5.6ftのミディアムアクション。その後にスピードスティック・コブラG56というロッドも使いました。これまた5.6ft。当時はこの長さが標準的だとされていた時代です。

しかし、もう少し長いロッドが欲しいと思って父親に買ってもらったのがスーパーストライクGC-60。トップウォーターロッドの名竿であるFO-60もそうでしたが、この頃になると自分も6ftのロッドを好んで使うようになっていきました。

6ftがベイトロッドの標準だった時代は長く続きました。しかしロッドの進化によりタックルは軽量化されて行きます。それに伴いロッドはどんどん長くなっていった。そして現在、ベイトロッドの標準的な長さは6.5ft前後になったと言えるでしょう。6ftのロッドは売れなくなり、市場から次々に姿を消していった。スミスでも、現行のVスペックシリーズに6ftのベイトロッドは存在しない。

でも今でも自分は前モデルのツアラーSTC-60FML、60FMをボートに積むことが多い。

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水郷エリアでボート釣りをする際、ボートを岸近くに寄せてアシ際などにショートキャストして釣っていくことが多い。投げ方はアンダーハンドもしくはサークルキャスト。いずれにしても低弾道で短い距離を正確に撃つのが重要になる。使うルアーは移動を抑えられるトップウォータープラグを中心にクランクベイトやスピナーベイト。春先はジャークベイトも出番がある。巻くルアーが中心だけれども線や面を広く釣るというよりはアシ際に着いている魚を短い距離で誘い出すような釣り。

こうした釣りには6ftのロッドがいい。アルミボートやローボートだったらさらに短い5.8ftあたりでもいいくらい。6.5ftはある程度遠投して広く探る釣りには最高だけれども、ショートレンジで小技を利かせるような釣りには向かない。

残念ながら現行モデルには6ftの番手がないから、どうしても旧モデルの6ftの出番となるわけです。

でも不思議ですね。昔も今も同じブラックバスという魚を釣っているのに、時代によってロッドの長さが変わるなんて。一方で海に目を向けるとアジングロッドはバスとは逆にショートロッド化が進んでいるそうな。う~む・・・

gill-tentacrawler.jpg

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