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Channel: IKE-Pの釣れづれ日記
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霞ヶ浦で勝つ方法とは?

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霞ヶ浦という湖はコンスタントにハイウェイトを得ることが本当に難しい湖だと思います。例えば河口湖や芦ノ湖などは、トーナメント結果を見てもだいたい勝つべき人が勝っているという印象がある。特定の人が上位に食い込む率がかなり高いです。しかもそれが何年もの間、さほど変わることがありません。

ところが霞ヶ浦は上位陣の顔ぶれが毎年変わる。同一人物が連続してアングラーオブザイヤーを取ったことが無い。そう考えると、2年連続で年間3位を獲得したことのあるアジング源さんは凄いのかもしれない。最近全然会っていないけれど。

霞ヶ浦において「手堅い」方法というのは存在しない気がします。厳密に言えば、プライベート釣行であればなくはないのかもしれない。けれども他の選手とのバッティングも予想されるトーナメントにおいてはそれすらもある種のギャンブルになるのかもしれません。例えば川に行って手堅く釣ろうなんて思ったところで、他の選手とシェアする結果にだってなりかねないわけですから。

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昨日開催されたJB霞ヶ浦シリーズの最終戦においてスミスサポートの篠塚プロが優勝を飾りました。しかも3本で4220gと2位以下を大きく引き離すビッグウェイト。この結果、篠塚プロはJB霞ヶ浦シリーズのアングラーオブザイヤーも獲得しました。

思い返せば今シーズンの初戦も凄かった。参加者は138人、その内1尾でもバスを釣ってきたのが僅か10人。その中で3尾のリミットメイクを果たしたのは1人だけ。篠塚プロでした。

篠塚プロの霞ヶ浦での釣りを見ていて、突出してコレは凄い!と思えるものがあるわけではないです。さほど多彩な攻めをするわけでもない。けれどワンパターンでもない。釣り方は限られた数種類。それだけを自信を持って使い分けていく。ワームなんていつもリトルレインズホッグばかり。でも、それがいいのかもしれない。余計な迷いが生まれずに済む。

人が知らないようなシークレット場所は確かに知っていると思う。人が知らないというか、人が気にも留めないような場所と言った方がいいかもしれない。そんな普通の人がやらないような場所でアッサリとグッドサイズをキャッチしたりする。ではいつもそうした魚を拾ってきているのかというとそうでもない。以前にクラシックを制覇した際などは、誰もが狙うメジャーな消波ブロック帯で周囲の選手を尻目に魚を絞り出してきました。

メジャースポットで釣り勝つ力もあるし、日頃から努力し探し集めたマイナースポットの数々もある。どちらに転んでも対応できる。それが篠塚プロの力ではないかなと思うし、今の霞ヶ浦でコンスタントな成績を残して行く上で必要なものなのかもしれません。

ちなみに年間ランキングの上位3名、いずれも激タフの初戦において魚を釣ってきた10名の中の3名でした。やはりこのJB霞ヶ浦シリーズ、猛烈に可能性の低い初戦をいかにしてクリアーするかということが本当に重要のようですね。

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