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Channel: IKE-Pの釣れづれ日記
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消波ブロックマニアックス・六脚ブロック

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震災後、利根川の復旧工事においてこの消波ブロックが大量に入れられたところがあります。また、霞ヶ浦水系では元々ポピュラーな消波ブロックの1つです。

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それが技研興業株式会社製の「六脚ブロック」です。

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ちなみにこの六脚ブロックには2種類のバリエーションがあり、A形とK形が存在します。A形は長方形ベース、K形は台形ベースとなっています。水郷ではA形が圧倒的に多いです。

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これも六脚ブロック?いや、六脚ブロックにとても良く似ているけれど部分的に断面が三角形の脚が水面から出ていますね。ですからこれは六脚ブロックではありません。

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これは三基ブロック株式会社製の「三基ブロックC型」です。でも、よく似ていますよね。もし三角断面が目視できていなかったら、自分も六脚ブロックと判断していたかもしれません。

しかし、六脚ブロックも三基ブロックC型にしても非常に魚の着きは良好な消波ブロックです。六脚ブロック同士の隙間というのが非常にランダムなため、攻め方一つで釣果を向上させることが可能です。

例えば、テキサスリグやリーダーレスダウンショットではリグを真下にしか落とせません。ということは斜め方向の隙間までは攻められないということになります。こうした場所にはファットイカのようなバックスライド系のワームをノーシンカーで入れていくか、或いはロングリーダーのダウンショットを使い着底直後にラインを緩め、ワーム部分だけがスライドフォールするよう意識した攻めをすることで、先行者が攻め切れなかったバスを釣ることも出来ます。

消波ブロックに限らず、ストラクチャーを攻める際はどうしても先行者が有利になるものですが、六脚ブロックに関しては、ほぼ確実に釣り残しがあると考えて攻めてみて間違いありません。散々先行者に攻められた後だと思えても攻め方次第で打開可能な消波ブロックというわけです。

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