9/26~27、社員研修の為、千葉県南房総に行ってきました。研修という名目上、100%遊びの旅行というわけではありません。が、釣具メーカーの研修ですから、自由時間にはホテル近くの海に繰り出す社員が多いのは言うまでもありません。ただ、台風の影響か風がボーボーなのには参りましたが。
まずは初日の夕方、自由時間となりました。実はその直前まで開発担当者による新製品のデモンストレーションを行っていたのですが、その際港内にメッキの存在を確認。こりゃ本気でやれば釣れちゃうでしょう。
しかし自由時間になる頃には上げ止まりが近かったようで、つい先ほどまで居たはずのメッキの姿がありません。ちっともルアーにチェイスして来ない。それでももしかしたら港内のどこかに群れているのではないかと思い、スロープ周りや壁際のシェードをランガン。それでも全くメッキのチェイスはなく、少し深いレンジかもしれないと思いルアーをD-ダイレクトにチェンジ。
そして壁際をタイトに撃ってトゥイッチしてくると、ギュン!とロッドが絞り込まれました。ヒット!でも釣り上げた魚はヒラヒラと薄い。何だこれ?
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お、ソゲ(ヒラメの幼魚)じゃん!始めは漁港の壁に着いていたのかと思いましたが、後ほど釣れた場所でレティクルシャッドを引いたら軽くボトムノック出来ました。てっきり深いのだろうと思ったのですが、実は岸際の水深が2mもなかったようです。
ミノーでバイトが出ないので今度はBFスイミーシュリンプのジグヘッドリグにチェンジ。何か根魚っぽいのが釣れるといいなぁ。足元を探ったり、キャストしてボトムをズル引きしたり。ただ、足元を探る分には何とかなるのですが、キャストしてしまうとラインが風にあおられてしまい1/8ozのジグヘッドでも何が何だかよくわからない。そんな中でもところどころ海藻が生えているのはわかりました。時折ルアーに海藻が絡んできたからです。ゴンゴンという感触がたまにあるのですが海藻にぶつかっていることが多いようでした。
でも、BFスイミーシュリンプをピックアップしようとしたらその後方から茶色い葉っぱ?!が追ってきた。またソゲだ!これは喰わせられませんでしたが、別のスタッフもソゲを釣り上げていた人が居たので、案外この辺りには居るものなのかもしれません。
その後は完全に上げ止まりとなってしまいワームもミノーもノーバイト。これは潮が下げ出さないと厳しいな。そして少し薄暗くなってきた時にようやく少しだけ潮が下げ始めました。完全に暗くなってしまうとメッキは釣れないでしょうから短いチャンスに思えました。
昼間に最もメッキが確認できたスロープ周りをAKM48のイナッコカラーで攻めてみました。イナッコカラーは同ルアー内で唯一パール系のカラー。光量の少ない夕マヅメにはこれが効くだろうと思いました。
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そして狙い通り、メッキ2連発!!
その後、同じ港内で釣りをしていたS君と合流。何かちょっと細身の魚を持っている。
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「コレ、何でしょう?」聞くとこの魚を2本釣ったのだそう。何だコレ?クロムツの幼魚じゃないの?!2本釣ったということはたまたまじゃない。港内にこんな魚が入ってきているのか。
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いいなぁ、自分も釣りたいなぁ、と思っていたら自分にも速攻で釣れてしまった。これもまたヒットルアーはAKM48のイナッコカラー。暗くなってからよく釣れる魚のようですね。
と、ここで自由時間終了。急いでホテルに戻りました。ホテルに戻りクロムツが何本か釣れた話をしたところ、クロムツならばワームの方が釣りやすいと教えてもらいました。それならばと、ラインをフロロ3lbから2lbに換え、メバル用の小型ワームを準備。
夕食を済ませ、21時頃から再度先程の漁港へ。しかし夜になっても相変わらずの強風で、軽いジグヘッドリグを投げても何が何だか。
![140927-6.jpg]()
それでもすぐにクロムツGET!ヒットルアーはメバームシャッドのジグヘッドリグ。ただ、連発するような感じはありませんでした。しばらくしてもう1尾クロムツを釣り上げ、夜の部は終了。翌朝のプライムタイムに賭けることに。
そして本日。朝5時に起床して漁港へ。ちなみに3人部屋だったのですが同室者の2人も朝マヅメの釣りに行くとのことだったので良かったです。もし同室者が寝ていたら、起こさないように気を使って準備しなくてはいけないところでした。
狙いの漁港には一番乗り。スロープ周りをAKM48で連続トゥイッチ。メッキがすぐヒットするだろう、という目論見があったのですがチェイスすらない。どうして?
ちょっと広く探ってみるかと漁港の中心部に向かってキャストしたブルーピンクのAKM48に何かがヒットした!ギュンギュン走る。細い魚だけどクロムツの引きじゃない。
![140927-7.jpg]()
釣り上げてみたら何とサバ!サバが入ってきているのか。だったら単発ということはないですよね。
![140927-8.jpg]()
AKMにヒットが続かないのでメタルジグのメタルフォーカスにチェンジ。投げて、沈めて、ジャカジャカ引いてくるとグン!サバ追加。その後も何度かヒットさせましたがバラシが続いてしまいました。
そのうち、自転車で釣り人がやってきました。結構年配の人。地元の釣り人でしょう。
「サバ、釣れたかい?」
えぇ?!サバ狙いって決めつけてる。自分はルアーで釣れれば何でもイイんですが、でもどうして?
「今、サバ入ってきてるでしょ。堤防先端のウキ釣りの人達は皆サバ狙いだよ」
なるほど、そうだったんですね。
確かに、サバと思われるナブラも立ちました。ジグを通すと一撃でヒットしましたが瞬時に沈んでしまいどこかに消えてしまった。でもきっと港内を回遊しているに違いありません。その群れに当たればきっとまたヒットするはず。そしてこの日、ここまでノーヒットだったS君もサバをキャッチ。
そのサバをリリースした直後、自分とS君の目の前でとんでもない光景が。ベイトフィッシュが何かに追われて水面を逃げ惑っている。でもそれを追っている魚はサバやメッキじゃない。魚体は見えないけれど魚が反転した際に生じる渦の大きさが半端じゃない!デカイ!多分何かの青物が港内に入り込んできたのでしょう。
すかさずジグを入れましたがそんな時に限ってエビ状態に。とはいえもしあの魚がヒットしても、自分のタックルで太刀打ちできるとは到底思えませんでした。昨日あれだけ確認できたメッキがすっかり姿を消してしまっているのは、もしかしたらこうした青物が港内に入り込んできていたためだったのでは。
自分はこれまで房総の漁港にはあまり良いイメージがありませんでした。ボトムが砂地で魚影が薄い、そう感じることが多かった。少なくとも伊豆の漁港の方が魚っ気に溢れているというか。
でも今回はとても魚っ気に溢れた漁港での釣りが楽しめました。たまにはこうした釣りも面白いですね。
まずは初日の夕方、自由時間となりました。実はその直前まで開発担当者による新製品のデモンストレーションを行っていたのですが、その際港内にメッキの存在を確認。こりゃ本気でやれば釣れちゃうでしょう。
しかし自由時間になる頃には上げ止まりが近かったようで、つい先ほどまで居たはずのメッキの姿がありません。ちっともルアーにチェイスして来ない。それでももしかしたら港内のどこかに群れているのではないかと思い、スロープ周りや壁際のシェードをランガン。それでも全くメッキのチェイスはなく、少し深いレンジかもしれないと思いルアーをD-ダイレクトにチェンジ。
そして壁際をタイトに撃ってトゥイッチしてくると、ギュン!とロッドが絞り込まれました。ヒット!でも釣り上げた魚はヒラヒラと薄い。何だこれ?

お、ソゲ(ヒラメの幼魚)じゃん!始めは漁港の壁に着いていたのかと思いましたが、後ほど釣れた場所でレティクルシャッドを引いたら軽くボトムノック出来ました。てっきり深いのだろうと思ったのですが、実は岸際の水深が2mもなかったようです。
ミノーでバイトが出ないので今度はBFスイミーシュリンプのジグヘッドリグにチェンジ。何か根魚っぽいのが釣れるといいなぁ。足元を探ったり、キャストしてボトムをズル引きしたり。ただ、足元を探る分には何とかなるのですが、キャストしてしまうとラインが風にあおられてしまい1/8ozのジグヘッドでも何が何だかよくわからない。そんな中でもところどころ海藻が生えているのはわかりました。時折ルアーに海藻が絡んできたからです。ゴンゴンという感触がたまにあるのですが海藻にぶつかっていることが多いようでした。
でも、BFスイミーシュリンプをピックアップしようとしたらその後方から茶色い葉っぱ?!が追ってきた。またソゲだ!これは喰わせられませんでしたが、別のスタッフもソゲを釣り上げていた人が居たので、案外この辺りには居るものなのかもしれません。
その後は完全に上げ止まりとなってしまいワームもミノーもノーバイト。これは潮が下げ出さないと厳しいな。そして少し薄暗くなってきた時にようやく少しだけ潮が下げ始めました。完全に暗くなってしまうとメッキは釣れないでしょうから短いチャンスに思えました。
昼間に最もメッキが確認できたスロープ周りをAKM48のイナッコカラーで攻めてみました。イナッコカラーは同ルアー内で唯一パール系のカラー。光量の少ない夕マヅメにはこれが効くだろうと思いました。


そして狙い通り、メッキ2連発!!
その後、同じ港内で釣りをしていたS君と合流。何かちょっと細身の魚を持っている。

「コレ、何でしょう?」聞くとこの魚を2本釣ったのだそう。何だコレ?クロムツの幼魚じゃないの?!2本釣ったということはたまたまじゃない。港内にこんな魚が入ってきているのか。

いいなぁ、自分も釣りたいなぁ、と思っていたら自分にも速攻で釣れてしまった。これもまたヒットルアーはAKM48のイナッコカラー。暗くなってからよく釣れる魚のようですね。
と、ここで自由時間終了。急いでホテルに戻りました。ホテルに戻りクロムツが何本か釣れた話をしたところ、クロムツならばワームの方が釣りやすいと教えてもらいました。それならばと、ラインをフロロ3lbから2lbに換え、メバル用の小型ワームを準備。
夕食を済ませ、21時頃から再度先程の漁港へ。しかし夜になっても相変わらずの強風で、軽いジグヘッドリグを投げても何が何だか。

それでもすぐにクロムツGET!ヒットルアーはメバームシャッドのジグヘッドリグ。ただ、連発するような感じはありませんでした。しばらくしてもう1尾クロムツを釣り上げ、夜の部は終了。翌朝のプライムタイムに賭けることに。
そして本日。朝5時に起床して漁港へ。ちなみに3人部屋だったのですが同室者の2人も朝マヅメの釣りに行くとのことだったので良かったです。もし同室者が寝ていたら、起こさないように気を使って準備しなくてはいけないところでした。
狙いの漁港には一番乗り。スロープ周りをAKM48で連続トゥイッチ。メッキがすぐヒットするだろう、という目論見があったのですがチェイスすらない。どうして?
ちょっと広く探ってみるかと漁港の中心部に向かってキャストしたブルーピンクのAKM48に何かがヒットした!ギュンギュン走る。細い魚だけどクロムツの引きじゃない。

釣り上げてみたら何とサバ!サバが入ってきているのか。だったら単発ということはないですよね。

AKMにヒットが続かないのでメタルジグのメタルフォーカスにチェンジ。投げて、沈めて、ジャカジャカ引いてくるとグン!サバ追加。その後も何度かヒットさせましたがバラシが続いてしまいました。
そのうち、自転車で釣り人がやってきました。結構年配の人。地元の釣り人でしょう。
「サバ、釣れたかい?」
えぇ?!サバ狙いって決めつけてる。自分はルアーで釣れれば何でもイイんですが、でもどうして?
「今、サバ入ってきてるでしょ。堤防先端のウキ釣りの人達は皆サバ狙いだよ」
なるほど、そうだったんですね。
確かに、サバと思われるナブラも立ちました。ジグを通すと一撃でヒットしましたが瞬時に沈んでしまいどこかに消えてしまった。でもきっと港内を回遊しているに違いありません。その群れに当たればきっとまたヒットするはず。そしてこの日、ここまでノーヒットだったS君もサバをキャッチ。
そのサバをリリースした直後、自分とS君の目の前でとんでもない光景が。ベイトフィッシュが何かに追われて水面を逃げ惑っている。でもそれを追っている魚はサバやメッキじゃない。魚体は見えないけれど魚が反転した際に生じる渦の大きさが半端じゃない!デカイ!多分何かの青物が港内に入り込んできたのでしょう。
すかさずジグを入れましたがそんな時に限ってエビ状態に。とはいえもしあの魚がヒットしても、自分のタックルで太刀打ちできるとは到底思えませんでした。昨日あれだけ確認できたメッキがすっかり姿を消してしまっているのは、もしかしたらこうした青物が港内に入り込んできていたためだったのでは。
自分はこれまで房総の漁港にはあまり良いイメージがありませんでした。ボトムが砂地で魚影が薄い、そう感じることが多かった。少なくとも伊豆の漁港の方が魚っ気に溢れているというか。
でも今回はとても魚っ気に溢れた漁港での釣りが楽しめました。たまにはこうした釣りも面白いですね。
