2/23　今日の吉羽園トラウト

今日は、今シーズン3回目の吉羽園トラウトに行って来ました。エリアトラウトの釣りはすっかり熱が冷めつつあったのですが、吉羽園ではアラベスクが使用できるとあって熱が再燃。今シーズンは飽きずに足を運んでいます。

しかし今日はアラベスクには不向きな状況でした。魚のレンジがボトムではなかったからです。また今日は釣り座を構える場所も失敗しました。アラベスクの釣りでは風や流れでラインが流されてドラッグが掛かると、バイトが激減する上、ショートバイトを感知できない、アワセが遅れるといったデメリットが大きくなります。

そこで、攪拌機周りの流れと風の向きとが相殺され、ラインが上手い按配に安定する場所を求めました。しかし今日は魚が攪拌機の周辺に集中する傾向が強く、それに気付いた時には既に桟橋上は一杯で移動も出来ずじまい。自分の場所選びが大きく裏目に出てしまいました。

それでもやっぱりアラベスクでの釣りが好きなので無理矢理それで通しましたが、ペースはポツポツ。よっぽど、良い場所に入った人がスプーンで釣るペースの方が上でした。

さらに放流が入ると魚のレンジはますます表層寄りに。止む無くスプーン（MKスプーンTRAP）を投げて釣りましたが、こういう釣りをしたいわけじゃないんだなぁ。やっぱり、ラインの変化を拾って電撃アワセ、その瞬間、ロッドに加わるズシンという重み。これが最高に気持ちイイわけです。

でもさすがに今日はアラベスクの釣りで通すには限界がありました。何とか二桁はクリアーしたものの本来のペースじゃない。いっそお昼過ぎにはもう止めて帰ろうかとさえ思ったほど。

しかしずっと岸際が気になって仕方ありませんでした。桟橋は満員御礼で移動もままならないほどだったのですが、岸際には数人しか入っていない。ノープレッシャーでした。魚のモジリも多かった。そこで午後からはちょっと気分を変えるために岸際で釣ってみることにしました。

まずはクランク（プリリー）で様子見。するとほどなく、ズッシリとした手応え。一瞬、ジャガートラウトかと思いましたが違う、50cmクラスの大型レインボーでした。それまで小型のニジマスばかりだったので嬉しい1尾となりました。

岸際ではプリリーのみならずクランクベイトが好調で、カミオンSRでもキャッチ出来ました。

一通りクランクで探った後はアラベスクのデジ巻き。ちょっと根掛かりに悩まされましたが、飽きないペースでバイトが得られました。でも、アラベスクは桟橋の方が釣れますね。

結局閉園時間（16：30）までみっちりと釣りましたが、今日の釣果はトホホでした。

今シーズンのエリアトラウトはもう充分かな、と思っているのですが、私自身も気分屋なのでまた来ないとも限らない。とりあえずロストしたり針先が潰れてしまった分のアラベスクを補充だけはしておこうと思い、吉羽園の帰り道に近所のCSTNGでお買い物。

ガーン・・・アラベスクが完売してる！何てこった。止む無くダイワさんの「鱒の華」を試し買い。でもコレ、デカいよ！1gなのに、デカベスク（1.5g）よりも大きいのです。ラインアイもラージアイである必要があるのかなぁ？それらの点が少々気掛かりではあるのですが、手持ちが不足するよりはいいですからね。