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Channel: IKE-Pの釣れづれ日記
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素晴らしい!琵琶湖遊漁船業協会イベント

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昨日、琵琶湖では「琵琶湖遊漁船業協会」によるイベントが行われました。とはいえまだこの組織名を聞いてピンと来る人は少ないでしょう。遊漁船業協会というとちょっと堅苦しいイメージもありますが、これは琵琶湖でバスフィッシングガイドをされている人達による組織です。

そしてそのイベント内容というのは、中学生以下のジュニアを対象にバスフィッシングセミナー、バスボート体験、ルアー色塗り、琵琶湖の清掃活動といったものでした。この団体が行うイベントとしては初の試みだったようですが、素晴らしいの一言に尽きると思います。

バスという魚に対しては、依然として在来種を食い尽くす悪い外来魚という誤ったイメージは払拭出来ていません。報道もその方向のものばかり。そればかりか今では学校で「外来魚=悪いもの」と教えているようなところまであるそうです。何も知らない子供はそう教えられたら、そのように信じ込んでしまうでしょうし、そのまま大人に成長した際、バスは駆除すべきだという考えを持つようになっても何らおかしくありません。

でも現実はそうではない。それは実際に湖に行き、自分の目で確かめてくればおのずとわかることです。事実は現場にあります。現場は嘘はつきません。

そうは言っても、子供達が実際に釣りをする機会を作らなければ何にも変わりません。ましてや今はただでさえ子供が水辺に近寄ることを懸念する社会です。子供達が釣りをする機会すらなかなかないというのが現状です。

ですから今回のイベントに関しては、子供達に琵琶湖でのバス釣りを体験してもらうという、非常に意義のあるものだったのではないかと思います。加えて、琵琶湖でフィッシングガイドという職業に就き生活している人が大勢居るということを知ってもらう意味においても良かったと思います。

またこのイベントについては、5月17日に地方版の毎日新聞でも取り上げられた。その記事を読むことで、琵琶湖で釣りガイドという仕事をしている人達がいるんだ、という事を知った一般の人もいたはずです。とても意義のあることだと思います。

でも、非常に残念に思う点があります。せっかくこんな素晴らしいイベントを行ってくれているというのに釣り関連のメディアは全く告知もしなかったし、イベントの後援をしているというところもない。特に日釣振あたりは外来魚駆除釣り大会なんかにシッポを振っていないで、こうした活動にこそ後援をするべきだと思う。


集まれ浄土ヶ浜イベント まだ参加人数枠に空きがあります。申し込みお待ちしております。

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