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Channel: IKE-Pの釣れづれ日記
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ザラゴッサJr.ふたたび

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ヘドンのペンシルベイトでどれが一番好きですか?と問われれば、自分は「スーパースプークJr.」と答えます。

トップウォーターの釣りにこだわる人達が居ます。その人達はフィールドの状況がどうあれ、トップウォータープラグを投げる。一方の自分はトップウォーターにこだわる釣り人ではありません。状況に応じて様々なルアーを選択肢に据えている。そんな自分がトップウォータープラグを選ぶ時というのは総じてバスの活性が高い時がほとんど。だからこそ勝負の早いスーパースプークJr.がいい。そしてこのプラグは道具や技術に寛容です。極端な話、その気になればジグ用のロッドでも扱えるし、プラッギング技術が未熟な自分レベルの人間でも動かせる。

そういう点では、このプラグは同じヘドンのペンシルベイトでも真逆の存在です。ザラゴッサJr.

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このプラグは、道具にも技術にもシビアと言えます。まず柔らかいロッドでないと扱いにくい。プラッギングの技術にもある程度長けた人向きのルアーと言える。自分自身も使っていて、動かすのが難しいルアーだと感じます。

しかしながら、激しく水を掻き分けていくプラグとは異なり、ウッド素材ならではの水に絡みつくような動き、さらにはロッドワーク次第でダイビングアクションも織り交ぜることが出来る。だから、派手な動きのプラグには今一つヒットに結び付かないような状況下でも、じっくり誘って喰わせることが出来たりする。

扱いは難しくベテラン向き。でもこのプラグだからこそ釣れる魚がいて、使いこなせばこなすほど結果が付いてくる。それがこのプラグの魅力なのかもしれません。

ザラゴッサJr.というルアーは日本でしか発売されたことのないヘドンプラグです。元々、ザラゴッサを日本向けにサイズダウンしたプラグとしてスミスがヘドンに特注生産させたルアーだからです。それが1984年の話だそうです。

そして2006年に復刻。この時に私も何個かザラゴッサJr.を購入しました。上の写真のルアーがそれです。どうもこの時の復刻版は塗装被膜が薄く、私の私物のザラゴッサJr.はヒビ割れやオモリ部分の陥没がちょっと酷い。一時期、割とよく投げていましたから仕方がないかな。

あれから10年。再びザラゴッサJr.が復刻します。今度のザラゴッサJr,はサンプル品を見た限りでは塗装被膜が少し厚くなった印象です。色数は10色と、前回の復刻に比べるとちょっと少な目かも?

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おそらく、前回復刻したザラゴッサJr.を使ってきた人の所有品は10年の間にもうかなりボロボロになっているのではないでしょうか。これでまたしばらくの間は、心置きなくザラゴッサJr.が投げられますね。

・6月発売予定

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